NVR510をひかり電話のFXSアダプタ(VoIPクライアント)として利用する

導入

きっかけはアナログ端末が増えてNVR510のFXSポートが足りなくなったため。

以前はひかり電話を小型ONUで直収していたが、YAMAHAのネットボランチシリーズはSIPサーバー機能を持たず、ネットボランチシリーズのカスケード機能でしかFXS(アナログポート)を増やすことができない。

NVR510は一時期価格高騰していたものの、2024年現在では価格は落ち着いており、カスケード接続を検討したが…眠っているHGW(RT-500KI)を親にしてSIPクライアントとして繋げばいいのでは?との思いつきからこの記事を書くに至る。

尚NVR510のSIPクライアント化について、記事にしているブログはわずかにあるが、CUIでの説明か、NVR500やRT58などの旧インターフェースでの説明になっていた為絶妙にハマり…

この記事ではGUIのみで設定していく。

接続

[HGW LAN]—-[LAN NVR510 TEL1]—-[電話機]

NVRのWANやONUは使用しないため、接続設定も不要。

最初は既存ネットワークに接続せず、PCとNVR一対一でIPアドレスを変更する。

NVR510の簡単設定→基本設定→LAN設定より、IPv4アドレスの設定

同一セグメントに設定すれば良いので、今回は192.168.1.10

ここまで完了したらLANポートを使用して既存ネットワークに合流させる。

設定

HGWの設定

内線番号は3以降となる。ワイヤレスの電話機機能に見られるような、内線ボタンを利用するものとは異なり、外線にかけるときのように「3」をダイヤルするとこの端末にかかる。

ニックネームはわかりやすいようにNVR510とした。

端末属性は音声専用。ユーザーIDは初期だと0003となっているが混乱防止の為3に変更する。

パスワードは後ほど使用するのでメモっておきます。

SIPサーバーの登録

続いてNVR510の簡単設定→IP電話→SIPサーバーより、タイプA SIPサーバーを選択

VoIPサーバーとサービスドメインにはHGWのIPアドレスを、

ユーザーIDとパスワードにはHGWで設定したものを、

VoIP電話番号には、”回線の番号ではなく”、先程HGWで設定した内線番号「3」を入れる。

↑設定されたコマンド見てて気づきました、、、

ここまで設定したらSIPサーバー接続のトップ画面に戻る。設定ミスがなければ接続中の表示になっており、電話機を上げたら通話できるはずだ。

ちなみに着信は複数回線、発信は1番号のみであればこの方式が利用可能だが、発信を複数番号で行いたい場合は使えない模様。その際は多分NVR同士のカスケード機能が最適かと思われる。

(HGW側で通知番号が指定されており、NVR側の通知番号設定は意味を成さなかった)