暇な日曜日、エアコンを自力で取り付ける。

皆さんこんばんは。

現在住んでいる長野県という地域、標高がかなり高いこともあり、夏でもそこまで熱くならず、冬は電気系の暖房は超非効率な世界、実際エアコンを必要とすることがありませんでした。

然しながらここ1.2年の夏はきつかった。

ということで自分でエアコンを付けることにしました。(なんで?)

エアコンを取り付けるための下調べ

これは、家電量販店でエアコン工事の見積もりを取るためにも必要な知識。

ということで知っておいて損はありません。

・つけたい部屋は何畳ですか?

→自分の部屋は7.5畳です。が、いろんな都合で10畳をつけました。後述します。家電量販店だと、絶対に部屋より大きなエアコンを案内されるはずです。断熱がしっかりしている家なら少なくてもいいと思います。古い木造なら大きめが無難。(断熱カーテンなどあると尚良し。)

・戸建て?マンション?木造(W)?RC?SRC?ALC?サイディング?タイル?

→壁の材質、取り付け位置、貫通穴を空ける際の情報です。木造戸建てならDIYでも余裕です。あと2階以上とか、壁面取り付けとかだとかなりしんどいので一人でやらないほうがいいと思います。床置きできるならイケる!(無責任)

・専用回路はありますか?引き込みは100V?200V?

→壁の高い位置に、IL型、あるいは200Vコンセントがありますか?あったらそこにつけてね!ってことです。なかったら引く必要があります。業者だと最低10000円から。ちなみに最近の家庭は単3引き込みですが古い家だと単2 30Aなので100Vしか取り出せません。20A,30A契約の人は要注意。自分の場合、既存が30Aだったので、100V機種の最大値を選びました(概ね2.8Kwか、3.6kwモデル)。

見積もり

2.8kwのエアコンの価格は、最低5万円から。しかも最低グレードの冷やす・温めるしかできないものです。

それに加えて取付工事費、特にコンセント増設がありますので、最低でも3万円、これに土日工事など考えたら4万くらいでしょう。(やってわかったことですが、専用コンセントの総延長は13mでしたので、それだけで1.5万は確実です)

ここで、中古エアコンの選択肢を検討しました。

エアコンというものは、メーカーの希望小売価格と一番値段がかけ離れている家電のナンバーワンでして、そもそも結構値切れるものなのですが、カタログ落ちはかなり安くなります。

さらに、実は電気代というものはそんなに変わっておらず、年々機能が増えることで世代交代しているというのが現状でもあります(個人の意見です)。

じゃあ最上位モデルの数年前のモデルの中古を探すか!ということで、

三菱、日立、富士通の三社に絞って検討しました。

条件として、スマートホーム化に対応できること(=設定を取得できる)、ランドリーモード(衣類乾燥除湿)があることを前提としました。

また、100Vしか使えない都合、そして仕切りはあるもののリビング全体となると14畳位であるということを考慮。

結果、日立のRAS-X28F(正確にはRAS-JT28FE4、エディオン限定モデル、2016年夏モデル)というものを選びました。

RAS-X36であれば一番良かったのですが、X36を入れるクラスだと200V機を入れたほうが効率がよく、あまり中古市場にないという現実があり、比較的玉数の多いX28になりました。

ちなみにこのエディオン限定モデル、JTE4シリーズは、室外機の放熱フィンが青いとか、リモコンのボタンが蓄光になっているとかいう小さな違いがあります。ほぼ一緒です。ブルーフィンの意味は絶対にわからない。でもちょっとカッコいいです。見えないけど。

カタログ→ https://www.edion.com/download/2800051541457.pdf

据付説明書→ https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/raj/item/docs/ras_jt22fe4_b_sue.pdf

取扱説明書→ https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/raj/item/docs/ras_jt22fe4_c_tori.pdf

ちなみに本体価格3万で手に入れました。やっすーーい!

中古で選ぶときの注意点があります。一つは、ちゃんとポンプダウンして、室外機の中に冷媒(最近の機種はおそらくR32)が残っていること(説明文をよく読む!)。もう一つは切断した配管の先が、潰して折ってあるorテープ巻きしてあることです。ここを丁寧にやってある取り外し業者は、流石にポンプダウンを丁寧にやってあるはずです。あとは傷の多さとかで判断してください。あと配管が右直配管だったか室内配管ありだったかで切り取り部分の有無があるので、できれば右直で使われてたやつ、あるいは前ユーザーと同じ取り付け方のものを選びましょう。

取付工事費本編

おまたせしました本編です。

ここにつけます。

うすーく書いてある枠はコンセント増設予定位置です。

壁裏の構造物を、センサーと下地探しで探します。

下地探しには下地探しどこ太を使いました。35mmかつマグネット付き。マグネットはあったほうがいいですよ。

在来工法(軸組工法)で、筋交い、間柱と胴縁はなんとなくわかるのですが、窓上になんか走ってるっぽいな~という感じはしました。

この家、増改築を繰り返している為、所々変な構造があり、若干の不安はありましたが、おそらくここでいけるだろうということで、細く長いドリルで間の部分に穴あけ。

で結果こんなふうになりました。貫通スリーブは安いので入れておきましょう。

木造、かつ外壁は金属サイディングなので、一般的なメタルホールソー(Φ65)でいけました。18Vインパクトにドリルチャックつけてぐるぐる。

室内はちゃんと養生しましょうね(戒め)。

写真ではもうやってありますが、次にボードアンカーを打ち込みます。

ねじこむだけのプラ製のやつは”絶対に”使わないでください。Youtubeで動画探せば出てきますが、エアコンの重さに耐えられません。

胴縁、あるいは石膏ボードの裏の木材に当たる部分は直接木ネジで、その他はボードアンカーで、合計5箇所固定しました。

ちゃんと水平は取りましょう。水勾配取っておくと安心なので、自分は水平取ったあと、右端を1mm下げました。

(なんか養生テープ跡が見えますね…雑巾でかる~く慣らしたら消えました。汗)

そんなに汚れてはいなかったですが、付ける前にとりあえずばらしてお掃除しました。

そしてお役に立たないブログでごめんなさい。フレア加工のとことか何も写真取ってなかったです。

配管は、ホームセンターでフレア加工済のを買いまして(4k)、然しながらエアコン背面では2分3分が少しずれて固定されるため、3分だけフレアを作り直しました。

自分はつなぎかけ(エアコンに配管をつけてから、配管を外に送りながら引っ掛ける)で行いました。

なにぶん一人、かつ初めてのエアコン取り付けなので、一回目の配管取り付け(トルクレンチを使います)は安定した床で行いたかったのが理由です。

室外機はいっちばんやすいプラロックに似た何かを使いました。

後ろに若干見えてますが、エアコン配管は因幡のLD70スリムダクトのブラウンを使用しました。

これ、見た目の問題だけなんですけど、ネオピタバキバキ長距離巻くより、ダクトに突っ込んだほうが僕的には楽じゃないかなって思います。

ちなみに業者に頼むと5kくらい。

配管終われば次は真空引き。流石に真空ポンプは持ってないのでレンタルです、1.5k。

15分引いて、放置して、とりあえず-0.094Mpaまで引けまして、数値変動が30分なかったので、二箇所のバルブ(横のキャップを外して、六角レンチで開放)を開けて、配管経路に冷媒を送ります。接続部に石鹸水書けて泡が出なければOK。

お次にコンセント。実を言うと屋根裏がなかなかに厄介で、数週間は超ズルをしてました。

エアコン本体のセーブモードをオンにして(8A程度でリミッターがかかるようです)、普通のコンセントから渡りを取りました。クランプメーターでちゃんと見てますからね、良い子は絶対に駄目です。ちなみにコンセント配線はVVF1.6*2C、エアコン配線はVVF2.0*3Cです。

ドリルで角に穴開けて、電工ベッカーで切り取ります。壁紙だけカッターで切ってから、電工ベッカー使うときれいに仕上がります。見えないけど。

コンセントボックスはハサミ金具でもいいのですが、実は胴縁ギリギリで、金具が当たるかも・・・?ということで、未来工業のあと付はさみボックスSBPを利用。そんなに抜き差ししないところなので、耐久性は必要ないですが、これは左右に腕を出して挟み込むので、上下のハサミ金具でだめなときはオススメ。

分電盤がこんなのなので、ついでにスマートコスモに変えておきました。漏電ブレーカーもない!アースもない!ヒエッ!(全部やりましたがそれは別の話)

屋根上入り口ね―じゃん!ってめちゃくちゃ探し回ったんですけどやっぱりなくて、点検口を作りました。広大な屋根上空間!ワオ!

ダンボールで開口部の正方形を切り取ってから、屋根上にけがくと、平行四辺形にならずにすむとおもうのでおすすめ。体勢きついのでね…。

完成です(途中経過が相変わらず無い)

そんな感じで、写真が前後しますが取り付け終わって、無事涼しい部屋を手に入れました。

DIYでエアコン取り付ける費用感

結論です。

・エアコン本体:送料含めて30000円

・エアコン配管、ダクト、VVF電線、パテ、室外機土台など:10000円

・取り付け工具レンタル:送料含めて3000円

・分電盤:10000円(普通は計上しなくていいと思います。スペース余りがあるならですが)

合計43000円。

多分ですが、5万くらい浮いたはずです!たくさんチェキが撮れるね!やったー!

取り付け時間

・エアコン取付工事:2時間

・専用回路作成:3時間(実際には仕事から帰ってきてちまちますすめてたので誤差大)

こんな感じでした。あ!専用回路の増設には電気工事士資格が必要ですので注意。

コロナの影響で土日暇な人、試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、今の時期ならエアコンやさんも暇してるので、今は依頼したほうが安上がりかもしれません笑

では。