DCプラグ・ジャックにおける組み合わせの禁忌について

みなさんこんにちは。

ACアダプターといえば身近に感じるでしょうか。

DCプラグとジャック。これらには絶対に組み合わせてはいけない組み合わせがあります。

まず、大分類からいくと、二種類、

EIAJ(JEITA)規格のDCプラグとそうでないものです。

EIAJ規格というのは、プラグの径で、電流範囲も規定されており、センタープラスであることも規定されているので、特に混乱することはありません。

 

問題は、”そうでないもの”についてです。

 

電子工作をする人であれば、外径5.5mm/内径2.1mmのプラグというのは非常にお馴染みではないでしょうか。

それ以外にも、5.5/2.5や、4.75/1.7、2.35/0.7など、沢山の規格があります。

これらに関しては、プラグによる電圧範囲はもとより、センタープラスかセンターマイナスかさえ決められていません。

誰か決めてくれ…w

 

さらに、これらのプラグ、ジャックには二種類ずつあります。

まずは写真。

これはプラグですが、音叉型とそうでないものの二種類。

そしてジャック。

外周部が円周での接触か、線での接触か。

これ、左側のものは、なんと10A対応です。(写真左はセンターピン2.5mmです!)

akizukidenshi.com

 

ほんで、禁忌とは、

「この円周接触タイプと、音叉型ではないタイプ」の組み合わせです。

秋月電子の商品ページには、

”※フォーク型(音叉型)のプラグをお使いください。円筒形のプラグは 周囲から均等に力を受けるため空中に浮いて接触不良になることがあります。”

って書いてあります。

 

結論から言うと、ACアダプター流用の際は、電圧、外径内径とセンターの極性を確認の上、音叉型のものを使っておけば間違いないかな、という話でした。

 

尚写真に出したものはBlackmagic及びRolandですが、このBMDのように、円周接触タイプのジャックを使っているメーカーは多くはない気がします。

ちなみにローランドはセンターマイナス…

 

さあ皆さん事故にはお気をつけて。