家族に”間違って”Windows10にアップグレードされてしまったPC。
「なんかOK何回か押したら画面が変わってしまった」
という悲劇的な事件が発生後、数分でWindows7に戻し、多くのソフトウェアの動作に問題のないことを確認していました。
Windows10では非対応のソフトウェアやドライバー等があるのでWindows10にすることは現時点では出来ないのです。
そんなわけで数ヶ月。
サブストレージ(システムイメージのバックアップをとっていたHDD)の空き容量に変化がないことに気が付きました。
数ヶ月間、システムのバックアップが全く取れていなかったのです。怖いですね。
そこでバックアップと復元を開くと、
タスクイメージ(0x80041321)は破損しているか、または変更されています。
???
何が言いたいかというと、Windows10にされてしまった際の”ゴミ”が悪さをして、タスクスケジューラが、その他のタスクまで巻き込んで死亡していたようです。
タスクスケジューラを確認しようと起動を試みましたが・・・エラーが出続け、起動できず。
仕方ないのでタスクマネージャーから終了してあげます。
というわけでまずは、
C:\Windows\System32\Tasks
にあるフォルダやファイルを全て一旦別の場所(私はデスクトップに作ったフォルダ)に移動します。
次に、ファイルを一つ一つ戻していきます。
私の場合、フォルダは3つ、ファイルは34つありました。
結論から言うと、残ったのは
「WPD」フォルダと、CCleanerのUACをskipするtask(←よくよく考えたら凄いことやってますね)、
GoogleUpdateの8つのうち6つのみでした。
Windowsフォルダに含まれるデフラグやバックアップ等の全てのタスクはゴミとなりました。
また、WPDフォルダは戻ったものの、このフォルダに含まれるタスクは、Microsoft カスタマー エクスペリエンス向上プログラムへ収集されたデータを送信するものであるため、必要無いので削除します。
これでタスクスケジューラは正常に起動できるようになりました。
ゴミとなったタスクの復元は出来ないので削除してOK。
そしてバックアップと復元を一から設定し直すと、無事バックアップ関連のタスクが復活しました。
デフラグに関しては、システムがSSDなので使用しません。
MicrosoftOffice系に関してはソフトウェアを起動したら復活していました。
というわけで、見える範囲のタスクは復活。
ただ、何が行われていて、何が行われていないのかわからないため、
近いうちに新しいストレージにクリーンインストールを予定しています。
※事件後、WindowsUpdateは管理者のみ扱いにし、また例のKB3035583、Windows10のイメージ等のアップデートは非表示にしています。
結論:WindowsのOSのアップデートはやはり駄目。あとMicrosoftはアップデートを半ば強制する方式をやめるべき。
おまけ:Windows10にするならクリーンインストールしましょう。新規にインスコしたノートPCは快適です。