以前日本製線のプラグのレビューをしましたが、今回は通線編です。
まず最初に、言っておくことがあります。
通線ワイヤーは絶対に買え!
1000円で買えるから絶対に買え!
目次
概要
さて、今回の環境はこんな感じ。
築XX年、CD管は細径でS5CFBを通して少し隙間があるくらい。
廊下が長くその中心に光ファイバーの末端がある。が、SRC造なのでとっても電波が悪い。
居住空間(とマシン置き場)は廊下の端と端なので、APだけ移動したい。
今は床をLANケーブルが這ってるが、いくらフラットケーブルとはいえ、扉の開閉で傷んできた。
そこで、壁裏に通そう!というのが今回の件。
素材ケーブル選定編
さて、将来の10Gbps化を見込んで最初に買ってきた通線素材はこれ。
メーター単価も100m巻き買うより安いというw
100m巻きは柔らかいのあまり無いのでねw
普通に使うなら、十字介在もめちゃくちゃ柔らかくてオススメしたいCat.6Aケーブルです。
しかし、途中まではなんとか通りましたが、90度折れる部分でどうしても進まず。
次に買ったのはこれ、
最大が20mなので素材として利用するにはちょっと怖かったんですがギリギリ足りました。
Cat.6になりましたが、37mは10Gbpsで引っ張れるのでいいことにしましょう。
めちゃくちゃ大事な通線ワイヤー
そして、通線ワイヤーはこれを使いました。
SOREIINA 通線ワイヤー15m CD管・PF管専用 スリムヘッドで細径管も通線OK (15m)
この絶妙な硬さ、めちゃくちゃ大事です。
最初はすずらんテープでやろうとして、ピアノ線でやってみたり…
戸建てでラフにCD管が這ってるならいいですが、マンションみたいにキツキツだとスズランテープは時間の無駄でした。
天井からルーター置き場まではCATV業者の施工を間借りしました。
メディアコンセントで右往左往
そして、末端のメディアコンセント。
完成系はこんな感じ。
ウチはCATVが通っていて、HFC(同軸インターネット)が使われているので、流合雑音防止上りフィルター付きのコンセントを使わなければいけません。*1
元々は二端子タイプが付いていましたが、PanasonicのWCS3640WKに交換。
4K8K対応のものにするか悩みましたが、2600MHz対応で十分ですね。どうせ見ないし…
ほんでRJ45のコンセント。
最初はPanasonicの工具不要ぐっとすシリーズ「NR3170W」を使おうとしていたんです。
よく見てください、干渉しますw
上下逆にすると同軸をボックス内で物凄くストレスのかかる形で曲げなきゃいけない…
おそらくぐっとすの方のパーツは削っちゃっても問題ない部分なので、それでクリアできるとは思います…
また、フィルター無しのテレビコンセントなら余裕です。
実は極細細径のCat.6に変えた時点で、線径がAWG24からAWG28に変わってまして、
ぐっとすはAWG24のみの対応なんですね。なので使うことはできませんでした。
(AWG28入れてもすっぽ抜けます)
結果論にはなるんですが、次に買ったのは
NR3470W。
もちろんCat.6。
絶妙な位置関係で難なくクリア。
ちょっと感動ものですね。
ただし、これの欠点はRJ45の成端をしなきゃいけないところ!
工具+プラグが必要なんです…
AWG28のプラグなんてあまり売ってなくて、大変でした。
その辺のレビューはこちらをどうぞ。
工具はエレコムのLD-KKTRを使いました。
工具だけは中華の奴買っちゃダメです(涙目
LD-KKTRでやり始めてからミスは無くなりました。
圧着ダイスの精度はめちゃくちゃ大事なので・・・。
勿論もっといい工具はありますけどね。家庭ならこれで十分!
そんなわけでかかった金額は
LD-GPAT/BU300 ¥2500
LD-GPST/BU200 ¥1300
NR3470W ¥1600
NR3170W ¥1200
WCS3640WK ¥2400
絶縁コンセント枠/プレート¥300
NSP28B ¥4000
LD-KKTR ¥3000
SOREIINA 通線ワイヤー15m ¥1500
¥17800
意外とかかってるぅ…
まあ色々使いまわせるものはあるので、よしとします。
にしても細線、ちょっと頼りなくて、ちぎれそうで嫌ですね…
通線で引っ張る時はヒヤヒヤでした。
次はサーバーラック(?)を作ります。
*1:私は非対称インターネットは興味ないのでフレッツを使っているますが、他の居住者のための配慮です
コメント
NSP28Bをわけていただけませんか?
普通に買うと100個入りなので、おおすぎるんです。
こんにちは、読んでくださってありがとうございます。何個必要でしょうか~?
10個程度でOKです