LINELIVEの縦画面横配信を処理する

LINELIVEは縦画面配信が大好きらしい。公式配信向きじゃ無いなぁと思いつつ。

LINE LIVEヘルプセンター
不明な点はLINEヘルプで簡単に確認できます。

横向きの画面で配信はできますか?

通常のチャンネルは、縦向きの配信のみ可能です。
公式チャンネルは、横向きの配信が可能です。

公式チャンネルだから横配信が出来るはずなのに、縦画面に”横画面”を押し込む
という解像度の無駄使いをしている配信が多数見受けられて非常に悲しい。
※因みに天気チャンネルは、縦画面ですが、HD配信(つまりは横画面を回転させただけ)。これなら良いんですがね。

とりあえず生データでは横720*縦1280。余計な黒帯は必要ありません。

linelivex720p.png linelivex404p.png

左がクロップ前、右がクロップ後。
720*1280の中に、HDのソースが縦向きに入っている、即ち720*405程度。

ffmpegのvfオプションでパパッと消し去りましょう。

ffmpeg -i “in.mp4” -vf crop=720:405:0:147 -vb 1000k -vcodec hevc_nvenc -acodec copy -movflags faststart out.mp4

左端はカット不要なので0、上端から147ピクセル分カット。
元々2Mbps程度のストリームですが、解像度的に半分で十分だろうということでビットレートは1Mbps。
h.264でエンコードされているけれども、容量も浮かせたいのでNVIDIAのNVENC(HEVC)でエンコード。
NVENCのH.264は画質が微妙だったようだが、H.265は結構良いようで。
ソフトウェアエンコードにかかる時間考えたら十分。
オーディオはいつものように無劣化コピー。
movflagsはmoov atomを先頭に持ってきて、プログレッシブダウンロード、ストリーミングに適応させるコマンド。
ネットワーク越しに再生する時の為に、容量は変わりませんのでね。

以上メモ帳代わりの日記。

関連記事:
LINE LIVE を眺めた http://nyarudiary.blog.fc2.com/blog-entry-110.html