IntelのギガビットLANでチーミングを試す。

チーミングとは、2つ以上のNICを束ねて耐障害性の強化、使用帯域の向上などを実現するものです。

今回は、購入したマザーボード、ASRockのZ87Extreme6/acに、IntelギガビットLANが2つ付いていたので物は試しということで遊んでみました。

最初に結論を書いておきます。

民生品ルーターで効果はほぼ発揮できません。
それよりもディスクストレージを買い換えたり、LANケーブルやルーターを買い換えるほうが良いかと。

LANケーブルに関しては以下のエントリも合わせてどうぞ。

Cat.7に騙されずにCat.6を買いましょう!http://nyarudiary.blog.fc2.com/blog-entry-61.html

さて、このマザーボードに搭載されているのは、


IntelのI211と、I217V。

これが2本ほどあるので
サンワサプライ カテゴリ6 フラットLANケーブル 15m ホワイト LA-FL6-15W
アダプターのプロパティからチーム化を選択し、



最後にモードを選びます。

こんな感じでチーム化していきます。
ちなみに、民生品ルーターでは故障の際のフェイルオーバー(SFT)として、または複数の送信をできるように(ALB)、の二種類のみしか意味をなしません。


チーム化すると表示は2Gbpsになりますが、もちろん2Gbpsで送信できても受信は一つのアダプタしか使えないALBでは意味無いですね。
ということで2Gbpsの表示が見れて満足する、というだけの企画でした。

X99チップセットでは10GbpsのIntelX540搭載のものが出てきたので、RJ45での10Gルーターが民生品に早く登場するといいですね!

それでは。